ニュース 電子 作成日:2015年3月10日_記事番号:T00055775
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)が9日発表した2月連結売上高は前月比24.5%減、前年同月比9.4%増の272億700万台湾元(約1,050億円)となり、単月ベースで過去3年の最低となった。例年の非需要期であること、および春節(旧正月)休暇で稼動日が減少したためだ。10日付経済日報などが報じた。
2月の液晶パネル出荷枚数は、大型パネルが前月比22.5%減の886万枚で、中小型パネルは前月比35.5%減の1,540万枚だった。
王志超同社総経理は、各製品別液晶パネルの動向について、テレビ用大型パネルは5月初めまで品不足が続き、モニター用は横ばい、ノートパソコン用は供給が増えるものの直ちに調整されるとの見方を示した。また、スマートフォン用は需給がつり合っており、出荷量のさらなる成長も見込まれるが、価格の下落スピードも速いと分析した。
なお、証券会社はイノラックスの3月見通しについて、メキシコ政府から鴻海精密工業が受注した液晶テレビ向けに23.6インチパネルの生産が続くことから、業績が回復すると予測した。
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