ニュース 金融 作成日:2015年3月11日_記事番号:T00055792
金融持ち株会社、兆豊金融控股(メガ・フィナンシャル・ホールディング)が生命保険大手、南山人寿保険、彰化商業銀行との合併を検討しているとの観測について、金融監督管理委員会(金管会)の曽銘宗主任委員は10日、「過去に話し合われたが、既に終わった案件だ」と述べた。また、消息筋によれば、交渉相手の銀行は彰化銀ではなかったもようだ。11日付経済日報が伝えた。
曽・金管会主任委員は、兆豊金による南山人寿合併構想について、既に終わったので再検討もないと述べた(11日=中央社)
兆豊金が昨年進めた合併構想の対象は、南山人寿保険のほか、彰化銀以外の政府系銀行との合併を視野に入れたものだったが、検討作業は昨年の段階で中止されたという。
問題の合併説をめぐる報道が現在も相次いでいることについて、曽主任委員は「メディアが関連報道を続けていることについて、状況を把握していく」と述べ、報道に「株価操作」の疑いを抱いていることを示唆した。
兆豊金は現在も生保会社の合併に意欲を示しており、合併先を模索している台湾人寿保険への接触を開始したもようだ。
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