ニュース 金融 作成日:2015年3月11日_記事番号:T00055793
中央銀行の国際収支統計によると、訪台外国人が台湾で使う金額(旅行収入)から、台湾人が海外で支払う金額(旅行支出)を差し引いた「旅行収支」が昨年6億5,500万米ドルの黒字となった。旅行収支の黒字は4年連続。訪台中国人旅行客の増加がけん引し、旅行収入が前年比18.9%増の146億5,300万米ドルと過去最高を更新したことが貢献した。11日付工商時報が報じた。
昨年の訪台旅行客数は延べ991万人と過去最高を記録。1人当たりの平均消費額は1,479米ドルだった。訪台旅行客のうち中国人は約400万人で、前年比成長率は38.7%と国・地域別で最高だった。
一方、昨年の旅行支出は139億9,800万米ドルだった。台湾人出境者数は前年比7.2%増の延べ1,184万人、1人当たりの平均消費額は1,182米ドルだった。
旅行収支は2010年まで長らく赤字が続き、04年の赤字は約41億米ドルに上った。近年は中国人など各国・地域からの旅行客増加で旅行収入が伸びている。
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