ニュース その他製造 作成日:2015年3月11日_記事番号:T00055794
自転車最大手、巨大機械工業(ジャイアントMFG)の2月売上高は40億4,300万台湾元(約160億円)と、春節(旧正月)休暇に伴う営業日減で中国での販売が振るわず前月比13.4%減少したが、北米、欧州市場で販売成長が続き、前年同月比では4.8%増加した。11日付経済日報が報じた。
ジャイアントの1〜2月累計売上高は87億900万元と前年同期比5.6%増加した。同社は、欧州、米国、日本、台湾市場で自社ブランド製品の販売成長が続いていると説明。中国市場での販売は3月に回復すると予想した。
一方、同業大手の美利達工業(メリダ)の2月売上高は17億3,100万元で、同じく春節休暇の影響で前月比15.1%減少、前年同月比でも1.8%減少した。ただ、同社の1〜2月累計売上高は37億7,100万元と前年同期比6.9%増加した。台湾工場で春節休暇を1日早く切り上げ、主要輸出先である欧米顧客などからの追加受注分の出荷を急いだことで、1〜2月の販売台数、販売額ともに2桁成長を維持した。
メリダは、中国市場では3月から需要期入りしたと指摘。ブランド顧客からの追加受注分を3月末までにまとめて出荷する必要があるため、販売台数が徐々に増加すると予想した。
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