ニュース 電子 作成日:2015年3月11日_記事番号:T00055803
鴻海精密工業が10日発表した2月の連結売上高は前月比29.28%減、前年同月比7.44%増の2,800億2,100万台湾元(約1兆1,000億円)で、昨年8月以降で最低となったが、2月としては過去2番目の高さだった。1〜2月の累計連結売上高は前年同期比17.53%増の6,760億2,700万元となり、同期の過去最高を記録した。11日付工商時報が報じた。
鴻海は、2月は春節(旧正月)休暇で稼動日が減少し、3大製品(パソコン、通信製品、コンシューマー向け電子製品)の出荷が軒並み減少したと説明した。
証券会社は、鴻海が2月に前年同月比増収となった主因として、アップルのスマートフォン「iPhone6/6プラス」の組み立て需要が続いているためと分析した。3月は工場の稼動日数も通常に戻るため、売上高はV字回復し、第1四半期通期で1兆元を超える可能性があると予想した。昨年は1〜4月累計で1兆元を突破した。
なお鴻海の中国・鄭州工場(河南省)、観瀾工場(広東省深圳市)では春節後、労働者の生産ラインへの復帰状況は良好とみられる。
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