ニュース 電子 作成日:2015年3月11日_記事番号:T00055806
電子機器受託生産大手、和碩聯合科技(ペガトロン)が10日発表した2月連結売上高は、春節(旧正月)休暇などによる稼動日減を受けて前月比41.3%減の692億8,400万台湾元(約2,660億円)となったが、同月としての過去最高を記録した。1〜2月の売上高も前年同期比24.9%増の1,873億3,000万元で、同じく同期としての過去最高となった。11日付経済日報などが報じた。
同社は今年、アップルiPhoneの受注割合がさらに高まると予想されている。通信製品が売上高全体に占める割合は昨年の51%から今年は61%、来年は68%に向上する見通しだ。通信製品は粗利益率が比較的高いため、業績全体を押し上げるとみられる。
一方、ノートパソコン受託生産最大手の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の2月連結売上高は前月比21.5%減の550億1,500万元だった。2月減収について同社は、稼動日減や非需要期であることを挙げた。
証券会社は、3月からは同社が受託生産するアップルウオッチや新マックブックエアーの出荷が本格化するため、第2四半期売上高をけん引すると期待している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722