ニュース 運輸 作成日:2015年3月12日_記事番号:T00055825
長栄航空(エバー航空)の張国煒董事長は11日、傘下の立栄航空(ユニー航空)との合併を検討中だと明かした。ブランドの統一と安全運航体制強化などを目的に、早ければ2〜3年後に合併手続きに着手する予定だ。経営規模を拡大し、最大手の中華航空(チャイナエアライン)を抜く狙いがうかがえる。12日付工商時報が報じた。
張董事長は、エバー航空は航空連合、スターアライアンスへの加盟後、ブランド価値が大幅に高まったと語った(11日=中央社)
張董事長は、合併の前提として、新規航路への就航申請に関わる両社への割り当て枠が減少しないことを挙げた。合併が実現すれば、台湾域内線と国際線の搭乗マイルを合算でき、利用者の利便性が高まる。
エバー航空の株価は原油安により燃料コスト軽減が期待できることから、昨年10月より大幅に上昇。株価、時価総額で中華航空を追い抜いている。収益力も中華航空を上回っている他、立栄航空との合併が実現すれば、保有機材数は78機と中華航空(80機)に迫ることになる。
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