ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年3月12日_記事番号:T00055833
トヨタの台湾総代理、和泰汽車は11日、台湾生産セダン「カムリ」のモデルチェンジ版を発売した。うち最新のD-4S直噴技術を採用した2.0リットルエンジン搭載モデルは月間1,000台以上の販売を目指す。価格は89万9,000〜98万9,000台湾元(約340万〜380万円)。12日付工商時報が報じた。
和泰汽車は同日、台湾生産ハイブリッド車(HV)「カムリハイブリッド」のモデルチェンジ版も113万〜142万元で発売した(同社リリースより)
和泰汽車の蘇純興総経理によると、中産階級向けの台湾生産中大型セダンはかつて、市場シェア15%を誇ったが、生活習慣の変化に伴うSUV(スポーツ多目的車)の人気や高級輸入車ブランドによる低価格入門車の投入に打撃を受け、昨年のシェアは3%まで低下。2004年に4万台を突破したカムリの販売台数も昨年は1万2,000台に落ち込んだ。
こうした中、三菱自動車が台湾の同クラス市場から撤退、ホンダやフォードも輸入車への切り替えを進めるが、和泰汽車は今回、性能やデザインを大きく向上させた改良型を投入することで低迷を打開したい考えだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722