ニュース 電子 作成日:2015年3月12日_記事番号:T00055834
電源アダプター最大手、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)の海英俊董事長は11日、今年の業績見通しについて、第1四半期は稼動日減少の影響が出るものの、第2四半期以降は成長軌道に乗り、通年で2桁成長が望めると語った。パソコン用電源が伸び悩むものの、IA(インダストリアル・オートメーション)設備、ネットワーク機器、ファン、パソコン以外の電源事業で成長を見込む。12日付蘋果日報などが報じた。
海董事長はIA設備について、主要市場である中国での販売が低迷しているものの、中国の景気は徐々に上向いており、同事業の成長率は中国のGDP成長率を上回るとの見通しを示した。
証券会社は、デルタは第3四半期より、買収した欧州電源システム大手、エルテックを連結決算対象とするため、下半期の大幅な業績向上を見込んでいる。
なお、海董事長は今年も賃上げを実施すると表明した。同社は昨年、過去最高の純利益206億9,900万台湾元(約790億円)を記録した。
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