ニュース 電子 作成日:2015年3月12日_記事番号:T00055835
アップルの腕時計型ウエアラブル(装着型)端末、アップルウオッチ発売を契機にウエアラブル端末市場が拡大するとの見方から、プリント基板(PCB)業界では研究開発(R&D)および生産能力拡充が加速している。臻鼎科技控股(ZDT)、華通電脳(コンペック)、燿華電子(ユニテック・プリンテッド・サーキット・ボード)など台湾PCBメーカーは今年の設備投資額が大幅に増加する見通しだ。12日付電子時報が報じた。
PCB産業は既に成熟期を迎えている。PCBはパソコン、タブレット端末、スマートフォンなどのコンシューマー電子製品に使用されているが、これらの製品はここ数年、需要が鈍化しており、価格競争に突入している。こうした中、ウエアラブル端末などモノのインターネット(IoT)市場に大手メーカーが多数進出したがヒット商品が出ておらず、アップルウオッチが市場の起爆剤となり、PCB業界にも商機をもたらすと期待されている。
特にフレキシブル基板(FPC)は、柔軟性があり、変形可能で軽いなどの特性からウエアラブル端末向けの需要が予想される。台湾FPCメーカーでは、ZDT、台郡科技(フレキシウム・インターコネクト)、嘉聯益科技(キャリア・テクノロジー)がアップルのサプライチェーン入りしている。
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