ニュース 電子 作成日:2015年3月12日_記事番号:T00055838
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)がハイエンドのスマートフォン用チップ市場で米クアルコムに対抗するため、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)と提携を結んだとの観測が米国のインターネット上で拡散したが、これに対しメディアテックは11日、「うわさにすぎない」と否定した。12日付工商時報が報じた。
クアルコムは2009年にAMDからグラフィックチップ関連技術を買収し、独自のGPU「アドレノ」を開発。このためメディアテックもグラフィックチップ開発を独自技術で進める必要性に迫られている。
一方、AMDはグラフィックチップ市場から撤退したものの、同製品の設計に関する技術力は依然高いと考えられる。また同社は、将来シリコンIP(知的財産)の他社への提供も示唆していることから、今回メディアテックが否定したにもかかわらず、両社が提携を結ぶ可能性は極めて高いとみられている。
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