ニュース 電子 作成日:2015年3月13日_記事番号:T00055859
液晶パネル大手、友達光電(AUO)の低温ポリシリコン(LTPS)パネルは▽小米科技(小米、シャオミ)▽中興通訊(ZTE)▽華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)▽聯想集団(レノボ)▽酷派(クールパッド)──など中国の大手携帯電話ブランドの認証を完了し、第2四半期の新製品発売に向けて出荷するため、供給がひっ迫している。13日付経済日報が報じた。
向富棋・執行副総経理は、AUOのLTPSパネルの技術力は高く、他社は参入困難だと指摘した。同社の携帯電話用パネルは5割以上が中国向けで、中国市場は第1四半期が非需要期だが、5月には回復すると語った。
彭双浪(ポール・ポン)総経理は、高解像度、薄型軽量、省電力、超スリムベゼルを実現できるパネルはLTPSだけと指摘した。同社は第3.5、4.5世代工場で既に量産に成功しており、中国・江蘇省昆山市の第6世代工場が2016年下半期に量産に入る計画だ。
彭総経理はまた、中国にも地場メーカーの第5.5世代LTPSパネル工場が2基あり、稼働から1年半が経過しているが、LTPSパネルの生産率は低いと指摘した。
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