ニュース 電子 作成日:2015年3月13日_記事番号:T00055860
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は12日、3年前に債権銀行団と結んだ債務返済契約が正式に解除されたと発表した。同社は先月、借入金返済のための借り換えを目的とする685億台湾元(約2,600億円)の協調融資(シンジケートローン)を受けることで債権行15行と契約を交わしており、これを経済部が承認して従来の債務協議の合意内容が解除された。今後同社はより柔軟性の高い資金運用が可能となる見通しだ。13日付経済日報が報じた。
イノラックスは12年4月、2,400億元近くに膨れ上がった債務について金利を上乗せした上で16年末までに返済することで合意した。その後、同社は14年末までに1,200億元を返済。今回685億元の協調融資契約を結んだことで3年前の契約内容が解除された。
なお12年第2四半期当時、イノラックスの純負債比率は153.2%となっていたが、ここ数年で積極的な債務償還および増資を進めた結果、昨年第4四半期には17.2%まで低下。初めて同業他社を下回る水準となった。
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