ニュース 社会 作成日:2015年3月16日_記事番号:T00055869
13日午後5時ごろ、台北市信義区忠孝東路4段で有力紙の聯合報グループが保有する6階建てビルの外壁の一部が落下し、1人が死亡、1人が重傷を負った。14日付蘋果日報が伝えた。
事故を受け、外壁には落下防止対策が取られた(15日=中央社)
死亡したのは、同ビルの地下1階~地上4階に入居する英語塾の女性講師(40)で、ビルの下で塾通いする子どもを迎えに来た女性(42)と立ち話中、ビルの4階部分から落下した厚さ3センチ、長さ110センチメートル、幅70センチ、重さ60キログラム以上の花こう岩製の壁材の直撃を受けた。
台北市政府は聯合報に対し、罰金30万台湾元(約114万円)の処分を下すとともに、改善措置を命じた。聯合報の項国寧広報担当は「責任をしっかり果たす」と陳謝した。
落下原因は特定されていないが、専門家は地震、壁材の老朽化、温度変化による収縮などで壁材の粘着剤などが剝がれた可能性があると指摘した。
同日には、台北市中正区杭州南路の「中正首府大廈」と基隆市の国民住宅でも外壁のタイルが剝げ落ちたが、けが人はなかった。
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