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「MB需要はさらに強まる」=華碩副総経理


ニュース 電子 作成日:2008年2月19日_記事番号:T00005587

「MB需要はさらに強まる」=華碩副総経理

 
 稼働日数の少ない2月に中国で雪害が発生し、その影響が心配される中、華碩電脳(ASUS)の謝明傑産品企画部副総経理は、マザーボード(MB)の需要動向について、1月は欧州で例年に比べ需要が強く、2月もまずまずで、今後3月には米インテルがCPU新製品を発売し、4月に値下げを行うとみられるため、MBの需要は1、2月よりもさらに伸びるという見通しを語った。19日付工商時報が伝えた。

 中国での春節(旧正月)前のハイシーズンが終わり、稼働日数の少ない2月だが、謝副総経理によると、中国からの需要は華碩の販売量の15~16%に過ぎず、影響は小さいという。一方欧州市場は依然強い需要を保っており、1月よりは落ちるものの、その下落幅は例年並みの10~15%となる見通しだ。

 華碩は分社後、ノートブック型パソコン以外にデスクトップパソコン市場へも進出を始めたが、謝副総経理によると、MB顧客への配慮からメイン市場への参入は控える考えで、ゲーム用デスクトップマシンや超小型のミニPC市場への参入に限られると語った。先日報じられたEee DTは、順調に行けば5月に発売できると語った。