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西武HD、台鉄と連携協定


ニュース 運輸 作成日:2015年3月16日_記事番号:T00055874

西武HD、台鉄と連携協定

 西武ホールディングス(西武HD)は14日、台湾鉄路(台鉄)との間で「包括的事業連携に関する友好協定」を締結した。双方は今後、▽大災害時の相互協力▽相互の観光PR▽記念乗車券の発売──に共同で取り組む。また、西武HD傘下の西武鉄道は、台鉄と「姉妹鉄道協定」を締結した。


提携協定の締結式に望んだ周永暉・台鉄局長(左)と後藤高志・西武HD社長(右)(14日=中央社)

 両者は今後、大規模災害が発生した際、相互に物的・人的支援を行う。観光PRでは、双方が代表的な観光地などの宣伝に協力し、西武HDはさっそく17日に台北駅構内で、▽西武鉄道沿線の観光地▽西武ライオンズ▽プリンスホテル──などのPRを行う。同社によると、プリンスホテル各館で、昨年4月から今年1月まで台湾人宿泊客が前年同期比22.9%増えるなど、台湾からの観光客は年々増加している。

 西武グループの新宿プリンスホテル、サンシャインプリンスホテル、川越プリンスホテルでは4月13日から6月30日までの間、ビュッフェレストランなどで台湾料理キャンペーンを行う。西武ライオンズも4月11日と12日を「台湾デー」とし、西武プリンスドームでの試合でバックスクリーン上に台湾観光のPRの映像を流す。

 なお、西武鉄道は台湾でのセールス力向上に向けて、今年7月ごろより駐在員の派遣も計画している。