ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

聯発科、65ナノプロセスTVチップを出荷へ


ニュース 電子 作成日:2008年2月19日_記事番号:T00005588

聯発科、65ナノプロセスTVチップを出荷へ

 
 IC設計最大手の聯発科技(メディアテック)は今年末までに、65ナノメートル製造プロセスによるデジタルテレビ向けチップを出荷する考えを明らかにした。19日付工商時報が伝えた。

 同社は今年、出荷量が最も増加するのはテレビチップで、携帯電話ベースバンド・チップの出荷量も2億セットに達するとみている。

 現在、テレビチップには主に台湾積体電路製造(TSMC)の80ナノプロセスを採用、携帯電話チップには聯華電子(UMC)の0.13マイクロメートルと0.11マイクロメートルプロセスを採用しているが、競合企業の多くはすでに65ナノプロセスへ移行している。

 聯発は昨年末、65ナノのテレビチップのテープアウトを完了させており、今年第2四半期にもTSMCで量産を開始、下半期には出荷する予定で、携帯電話チップも下半期に90ナノを導入、これにより30~40%のコスト削減を見込んでいる。