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ガソリン値下げ、台塑化が先手【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2015年3月16日_記事番号:T00055881

ガソリン値下げ、台塑化が先手【表】

 台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)は15日午前1時からガソリン価格を1リットル当たり0.5~0.7台湾元(約1.9~2.7円)、軽油価格を0.8元引き下げた。台湾中油(CPC)の16日値下げに先んじた上、CPC価格よりさらに安くなった。15日付工商時報が報じた。


台塑化のガソリンスタンドには「CPCより安い」とアピールする看板がみられた(15日=中央社)

 台塑化の新価格は、▽92無鉛ガソリン、24.4元(値下げ幅0.7元)▽95無鉛ガソリン、25.9元(0.5元)▽98無鉛ガソリン、28.2元(0.7元)▽軽油、22.2元(0.8元)──。

 台塑化は2月からガソリン価格をCPCより安く設定し、差別化を図っている。同社によると、市場シェアが1%〜1.1%拡大するだけで、損益均衡が可能だという。

 台塑化は今後も、CPCより先に値下げし、CPCより後に値上げする可能性がある。