ニュース 電子 作成日:2015年3月16日_記事番号:T00055886
16日付電子時報によると、和碩聯合科技(ペガトロン)傘下のマザーボードメーカー、華擎科技(アスロック)が2013年に設立した、産業用コンピューターやサーバー用マザーボードを専門に手掛ける永擎電子(アスロック・ラック)について、中国の電子商取引(EC)最大手、阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)からサーバー用マザーボードを受注したとの観測が出ている。下半期からの業績貢献が見込まれている。
自作(DIY)パソコン向けのブランド・マザーボード市場で、大手の華碩電脳(ASUS)と技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)による価格競争激化の影響で業績が低迷しているアスロックは、早くから事業の転換を進めており、リスクの分散を図るためアスロック・ラックを設立した。
その後、3年にわたりサーバー向け市場開拓を進めた結果、アリババ向けにサーバーを供給する聯想集団(レノボ)から受注を獲得したもようだ。これにより同社は来年にも黒字転換が見込め、アスロックのPC向け事業の不振を補塡(ほてん)できるとの見方が出ている。
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