ニュース 電子 作成日:2015年3月16日_記事番号:T00055888
市場調査会社、IDCが13日、今年の世界パソコン出荷予測を前年比4.9%減に下方修正したが、証券会社は、宏碁(エイサー)と華碩電脳(ASUS)は、新製品の差別化で市場シェアを拡大すると予測した。14日付経済日報などが報じた。
IDCは2015年PC出荷予測を前年比4.9%減の2億9,310万台と、従来予測の前年比3.3%減から1.6ポイント下方修正した。製品別では、デスクトップPCが6.2%減、ノートPCが3.9%減。市場別では、新興市場が4.7%減、成熟市場が5.1%減。
IDCは、昨年4月のマイクロソフト(MS)のウィンドウズXPのサポート終了による買い替え需要やタブレット端末の販売成長鈍化で、PC市場は縮小傾向が一服したものの、消費者のPC離れは続いていると分析した。さらに、マイクロソフトの低価格ノートPCに対する補助縮小や米ドル高で、一部製品の販売価格が上昇し、消費者の購買意欲に打撃となると予測した。
一方、受託生産大手の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は、ノートPCブランドの受注は台湾メーカーに集中しており、世界市場予測が下方修正されても、影響は軽微だと指摘した。
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