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サムスンのテレビ向けパネル、中台メーカーに追加発注か


ニュース 電子 作成日:2015年3月16日_記事番号:T00055889

サムスンのテレビ向けパネル、中台メーカーに追加発注か

 16日付電子時報が業界関係者の話を基に伝えたによると、液晶テレビ世界最大手ブランド、サムスン電子の調達部門の幹部が最近、中台の液晶パネルメーカーを相次いで訪問し、テレビ向けパネルの追加発注を行っているとの観測が出ている。これはサムスンが市場における地位固めに積極的に取り組んでいることを示し、関連パネルメーカーにとっては今年上半期のテレビ向け出荷にプラス材料となりそうだ。

 サムスンは今年のテレビ出荷台数目標を6,000万台と、昨年の5,000万台足らずから大幅な成長を狙っている。こうした中、同社の調達部門は最近、台湾の群創光電(イノラックス)、友達光電(AUO)、中国の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)、深圳市華星光電技術(CSOT)など中台パネルメーカーに対し、39.5、48、50、55、65インチパネルの追加発注を行ったとされる。

 なおサムスンは今年、パネルの外部調達比率が55%に上り、傘下のサムスンディスプレイ以外から3,300万枚を調達すると見込まれている。