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半導体生産額、今年は約9%成長=IEK予測


ニュース 電子 作成日:2008年2月19日_記事番号:T00005589

半導体生産額、今年は約9%成長=IEK予測

 
 台湾経済部ITIS(産業技術情報サービス)の統計によると、昨年第4四半期の半導体産業は、IC設計とファウンドリーの生産額が大幅なマイナスとなり、産業全体の生産額も低下した。しかし、今年は北京五輪に関連した商機が期待できるとして、ITISは2008年の業界全体の生産額成長率を8.8%、生産額は1兆5,860台湾元(5兆4,060億円)になると予想している。このうち、IC設計、ファウンドリー、パッケージング・テスティング(封止・検査)は、10%以上成長するという予測だ。19日付工商時報が伝えた。
 
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 IC設計は、コンシューマー向け電子製品など系列型製品の浸透率が高まり、さらに新しいプラットフォームや新技術の開発が企業ユーザーの需要を生み出しており、今年はニッチ型メモリ、液晶ディスプレイ(TFT-LCD)関連のIC、アナログIC、携帯電話チップなどで成長が望めるという。

 ファウンドリーではワイヤレス通信チップ、液晶テレビの人気に伴うLCD駆動チップの出荷量増大が生産額成長に貢献するとみている。