ニュース 社会 作成日:2015年3月17日_記事番号:T00055896
桃園市を流れる河川、老街渓の支流(同市平鎮区)で15日、川の水が紫色に変色しているのが発見された。同市政府環境保護局はプラスチック回収を行うリサイクル企業「加暘環保」による違法排水が原因と断定し、操業停止と罰金30万台湾元(約120万円)の行政処分を下した。17日付蘋果日報が伝えた。
周辺住民は、もし農作物が汚染されていたらどうするのかと嘆いた(16日=中央社)
川の水が変色しているとの通報を受けた環保局の担当者が現場に駆け付けたのは2時間後で、既に変色した水は流れ去った後だった。汚染物質は明らかになっていない。
環保局が追跡調査を行ったところ、16日になって加暘環保が紫色の廃水を排水溝に排出しているのを発見した。
一方、今回通報を受けた環保局は、直ちに現場の支流で証拠となる水質サンプルを採取せず、同局の対応にも問題が指摘されている。
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