ニュース 運輸 作成日:2015年3月17日_記事番号:T00055900
華岡船務と東立物流の折半出資による合弁会社「台北港国際物流」は、4月末に台北港の海運快逓専区(海運速達専用区)で営業を開始する予定だ。中国の電子商取引サイトを利用した台湾人による個人輸入や、中国が台湾からの原材料、部品調達を増やしており、速達需要を取り込む。17日付工商時報が報じた。
華岡船務の洪清潭董事長は、もともと3月初めの開業を予定していたが、インターネット通関システムの構築で遅れたと説明した。
洪董事長は、台北港~平潭(福建省福州市)は片道わずか3時間と説明。同航路には華岡集団(ワゴングループ)が出資する東聯航運の高速貨客フェリー「麗娜輪」、および「海峡号」が毎週5便運航しており、1隻当たりコンテナ18個を積載できると指摘した。
洪董事長は、PCホームや中国の阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)などの電子商取引による商品の海運速達コストは空輸より6割安いと分析。中国からの速達貨物を台北港を経由して世界に空輸することも可能で、商機が最大の国際速達市場の需要も狙えると話した。
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