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医薬品・化粧品売上高、過去15年で倍増


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年3月17日_記事番号:T00055902

医薬品・化粧品売上高、過去15年で倍増

 経済部が16日発表した医薬品と化粧品小売店の2014年売上高は1,829億台湾元(約7,000億円)で前年比4%増、調査を開始した99年比では99.1%増と2倍近くに増えた。小売業全体に占めるシェアは4.6%と99年の3.9%から上昇した。17日付工商時報が報じた。

 経済部は売上高の増加理由として、チェーン店の出店拡大を挙げた。店舗数は08年以降増加しており、今年1月末時点のドラッグストアチェーン大手、屈臣氏(ワトソンズ)の店舗数は493店、康是美(コスメッド)は369店、合計862店で08年末比176店増加した。一方、薬局チェーンは764店と100店増加。▽長青連鎖薬局、189店▽維康医療用品(ウェルケア)、182店▽杏一医療用品(メドファースト)、179店──と大手3社で全体の72%を占めた。

 経済部は他に、健康食品、妊婦・乳児向け商品、生活用品や清掃用品など取り扱い商品の拡大や、薬剤師や美容部員によるアドバイスなど総合サービスが成長の理由と説明した。なお、売上構成比は▽化粧品・清掃用品、47.6%▽医薬品、34.7%▽食品・飲料、9%──だった。