ニュース 医薬 作成日:2015年3月17日_記事番号:T00055910
製薬メーカーの小野薬品工業(本社・大阪市中央区、相良暁社長)は16日、同社が保有する腰部脊柱管狭窄(きょうさく)症を適応とした「リマプロスト アルファデクス」の台湾での開発・販売権を、中国化学製薬(CCPC)に独占的に供与する契約を締結したと発表した。CCPCは台湾でリマプロストの開発を行い、当局の承認取得後に販売を開始する。小野薬品は売り上げに応じたロイヤルティーを受け取る。
リマプロストは、末梢(まっしょう)血管拡張による血流量増加作用および血小板凝集抑制作用を有する経口プロスタグランジンE1誘導体製剤。加齢による骨変化(椎間間節や椎骨の変形)や脊柱管の内壁を覆う靱帯(じんたい)の肥厚などを原因とし、下肢の痛みやしびれにより歩行が困難になることが多いと言われる腰部脊柱管狭窄症に効能・効果が認められている。
小野薬品は、CCPCとの提携を通じ、台湾で有効な治療薬が存在しない腰部脊柱管狭窄症の患者に1日も早くリマプロストを届け、治療に貢献したいと表明した。
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