ニュース 電子 作成日:2015年3月17日_記事番号:T00055913
南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)傘下のガラス繊維最大手、台湾必成(PFGファイバーグラス)は、4月から中国・昆山工場(江蘇省)の溶解炉1基が補修に入るのに合わせ、ガラス糸の販売価格を3~8%値上げすると発表した。川下の富喬工業(フルテック・ファイバーグラス)や徳宏工業(グロテック・インダストリアル)といったガラスクロスメーカーも値上げに追随する構えだ。17日付工商時報が報じた。
台湾のガラス繊維業界は、近年ガラス糸やガラスクロスの価格低迷に悩まされてきた。しかし、川下のプリント基板(PCB)業界の景気回復や、PFGや台湾玻璃工業(台湾ガラス、台玻)、日東紡の100%子会社、福隆玻璃繊維が4月以降に溶解炉の補修を予定する中、業界関係者は今が値上げの好機と捉えている。
この動きに、銅箔基板(CCL)メーカーは前倒し発注で対応する見通しだ。
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