ニュース その他分野 作成日:2015年3月18日_記事番号:T00055928
国際決済銀行(BIS)がこのほど発表した2月実質実効為替レート(REER)によると、台湾の輸出価格競争力は2013年7月以降、20カ月連続で韓国を上回った。18日付自由時報が伝えた。
BISが算出するREERは2010年を基準としており、低いほど価格競争力が高いことを示す。台湾元のREERは101.95、韓国ウォンは113.44で、一定の差を保っている。背景には台湾元の為替レートが比較的安定して推移していることがある。
中央銀行の顔輝煌外国為替局長は今月13日、台北外国為替市場発展基金会の会合で、中銀を今年の干支(えと)にちなんで「羊飼い」に例え、「羊は方向感に乏しく、迷いやすいので、羊飼いが必要だ」と述べ、中銀による為替管理の重要性を訴えた。
市場関係者からは、台湾に年初来で約50億米ドルの投機資金が流入する中、中銀が台湾元相場を昨年末とほぼ同じ水準に保っているのは容易なことではないとする評価の声が聞かれる。
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