ニュース 運輸 作成日:2015年3月18日_記事番号:T00055932
台北駅から桃園国際空港を結ぶ台湾桃園国際機場聯外捷運系統(桃園国際空港MRT)の年末開通見通しを受け、柯文哲台北市長が中長距離バス会社の国光客運に対し、台北駅南側のバスターミナル「台北西站」の移転を求めている。来年春節(旧正月)明けに移転する計画だ。18日付自由時報などが報じた。
台北市の林欽栄副市長は、台北西站の移転後、バス26路線の発着は半数が台北駅北側の京站時尚広場(Qスクエア)が入居する建物内の台北バスターミナルに、残り半数が台北都市交通システム(MRT)駅、南港バスターミナルなどに変更される予定で、きょう18日に国光客運と詳細を協議すると話した。桃園空港行きはMRT淡水信義線の円山駅発着となる見通しだ。
林副市長は、現在1日平均延べ3万人が利用する台北西站の跡地は、広場を併設し、36路線が発着、1日5万人が利用するバス乗り場に変更すると説明した。来年6月に完成予定だ。
一方、国光客運の呉忠錫総経理は、基隆、桃園、中レキ(レキは土へんに歴)の3路線が収入の3割を占めており、台北西站移転で乗客4割を失うと懸念している。
基隆市の蔡適応議員(民進党)は、台北市に通勤する年間2万4,000人の足に影響するとの試算を示した。
林副市長は、基隆市民の利用は1日200人にすぎず、南港バスターミナル発着に変更してもMRTがあるので便利だと強調した(17日=中央社)
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