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アップルのOCP参加、台湾メーカーに恩恵も


ニュース 電子 作成日:2015年3月18日_記事番号:T00055938

アップルのOCP参加、台湾メーカーに恩恵も

 効率の良いサーバー、データセンターといったハードウエアを設計し、提供していくことを目的にフェイスブック(FB)社が提唱して設立されたエンジニアのコミュニティー「オープンコンピュートプロジェクト(OCP)」へのアップルの参加が明らかとなったことを受けて市場では、今後、世界でデータセンターの標準化が進み、▽鴻海精密工業▽広達電脳(クアンタ・コンピュータ)▽緯創資通(ウィストロン)▽英業達(インベンテック)▽神達投資控股(マイタック・ホールディングス)──といった台湾のサーバー関連メーカーが恩恵を受けるとの見方が出ている。18日付経済日報が報じた。

 業界関係者によると、アップルは今後数年で段階的にOCP仕様の製品を導入するとみられる。また間もなく発売される腕時計型ウエアラブル(装着型)端末、アップルウオッチを含むアップル製品、およびiTunes、App Storeといったサービスの利用者は年間延べ100億人を超えるため、今後同社はさらに多くのデータセンターを追加する必要があり、関連メーカーに商機拡大がもたらされる見通しだ。