ニュース 電子 作成日:2015年3月18日_記事番号:T00055941
中堅液晶パネルメーカー、瀚宇彩晶(ハンスター)が17日発表した財務報告によると、2014年第4四半期の売上高は前期比約11%増の62億6,700万台湾元(約241億円)、損益は6億5,900万元の純損失となった。保有していたタッチパネル大手、勝華科技(ウィンテック)の株式と同社南京工場の資産、計8億4,800万元を減損処理したためだ。ハンスターは、減損処理の対象に現金は含まれておらず、運転資金やキャッシュ・フローに問題はないと説明した。14年通年では連結売上高は236億7,400万元、純利益は前年比91.69%減の5億4,100万元となった。18日付工商時報などが報じた。
第4四半期の液晶パネル出荷枚数は、大型が約30万枚、中小型が約1億1,000万枚で、自社ブランドの液晶モニター「HannsG」の出荷台数は約7万台だった。
今年の液晶パネル業界は、第1四半期は例年の非需要期によりスマートフォン用パネルの出荷が落ち込むものの、中国で5月初めの労働節(メーデー)連休向けにスマホ需要が伸びることが予想され、ハンスターなど中小液晶パネルメーカーは出荷増が期待される。
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