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金門・馬祖からの中国渡航、本島住民にも開放を検討


ニュース その他分野 作成日:2008年2月20日_記事番号:T00005597

金門・馬祖からの中国渡航、本島住民にも開放を検討

 
 陳景峻行政院秘書長は19日、政府が金門・馬祖などの離島観光および経済振興を目的として、同地から中国への渡航を台湾本島住民にも開放することを検討していると明らかにした。ただし、金門・馬祖での消費を促すため、同ルートを利用する場合は、同地で1泊することが条件となるもようだ。20日付自由時報が報じた。

 現在、金門・馬祖から中国へ渡航できるのは、金門県および連江県に6カ月以上戸籍を置いている者あるいは中国に投資する台湾企業の社員とその家族に限られているが、政府関係者は「小三通(通航、通商、通信の限定的開放)の全住民への拡大は、将来の『全面三通』への試金石だ」と語っている。

 陳秘書長はまた、「小三通」拡大には憲法体制に絡んで議論となることが予想されるが、金門・馬祖を「特別行政区」とすることでこの点を解決したいとの考えを示した。