ニュース 電子 作成日:2015年3月19日_記事番号:T00055970
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の劉徳音共同執行長は18日、台北市で開催中の投資フォーラムで講演を行い、同社の先進製造プロセスについて、「2020年には10ナノメートルプロセスによる売上構成比が55%を占める」と語り、5年以内に主力プロセスとなるとの見通しを示した。19日付経済日報が報じた。
この他、劉共同執行長は「半導体産業にとってモノのインターネット(IoT)がモバイル端末に次ぐ成長のけん引役となる」との見方を示した。
これに関連して業界関係者は、IoT市場においてクラウドコンピューティング用データセンター向け需要に加え、マイクロプロセッサーやWi-Fi、ブルートゥースなどでネットワーク用チップなどが必要となるため、▽聯発科技(メディアテック)▽瑞昱半導体(リアルテック・セミコンダクター)▽笙科電子(AMICCOM)▽盛群半導体(ホルテック・セミコンダクター)▽新唐科技──といったIC設計業者の受注が増えると指摘。TSMCへの委託規模が拡大し、日月光半導体(ASE)や矽品精密工業(SPIL)などパッケージング・テスティング(封止・検査)業者も恩恵を受けるとみている。
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