ニュース その他製造 作成日:2015年3月20日_記事番号:T00055987
製靴最大手、宝成工業(PCG)傘下の裕元工業の中国・東莞工場(広東省)で17〜18日、約200人規模のストライキが発生し、生産が停止した。工場3基のうち第1、第3工場の事務執行部門の再編に当たり、第1工場生産ラインへの異動を懸念した第3工場の中国人幹部が他の従業員と起こしたもの。裕元工業が職務変更は行わないと約束したことで、従業員らは19日午後に職場へ復帰し、生産ラインを全面再開した。同工場では昨年4月にも1,000人規模のストがあった。20日付経済日報が報じた。
何明坤PCG執行協理は、ストは2日しか続かなかったため、ブランド顧客向けの出荷に影響しなかったと指摘した。裕元工業は、今回の工場再編に伴う人事異動でリストラは考えていなかったと説明。また、「4,000〜5,000人規模のストが発生した」との報道については、「工場3基で従業員2,000人しかいない」と否定した。
東莞工場では昨年4月14日から同月26日まで、裕元工業側が社会保険や住宅公的積立金の法定拠出分を満額拠出していないことに抗議した従業員がストを起こした。
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