ニュース 医薬 作成日:2015年3月20日_記事番号:T00055989
衛生福利部と歯科医師団体の「中華民国牙医師公会全国聯合会」は、児童節(4月4日)に合わせ、12歳以下の子どもの「掛号費」(初診料・再診料に相当)を3月30日から4月6日まで無料にすることを明らかにした。台湾全土1,500カ所の歯科医院が対象で、子どもに歯科検診を受けてもらうのが狙いだ。20日付聯合報が伝えた。
牙医師公会は歯が生えてからは6カ月に1度検診を受けるよう呼び掛けた(19日=中央社)
衛生福利部国民健康署の調べによると、台湾の子どもの虫歯の本数は2000年の平均3.31本から2012年には2.5本に減少した。しかし、世界保健機関(WHO)が定める目標値の2本は達成できていない。
調査によれば、保護者の40%は子どもを定期歯科検診に連れて行かず、45%は子どもが食後に歯磨きをしているか知らないと答えた。
衛生福利部はこれまでに虫歯予防のため、6歳未満の子どもを対象に無料で半年に1回、フッ素塗布を行うなどの措置を講じている。
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