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「直航は7空港を利用、中国の以遠権獲得も」=馬候補


ニュース 運輸 作成日:2008年2月20日_記事番号:T00005599

「直航は7空港を利用、中国の以遠権獲得も」=馬候補

 
 国民党の総統選候補者である馬英九氏は19日、桃園県で開催された台湾の国際競争力に関するフォーラムで、政見の主軸の一つである中国との直航について、「域内の主要7空港を利用して行う」という方針を示した。また、「定期便実現の後、中国の以遠権の商機を獲得したい」という考えも明らかにした。20日付経済日報が報じた。

 フォーラムでは朱立倫桃園県長が、面積6,150ヘクタール、年間生産額6,000億台湾元(約2兆400億円)の「航空タウン」計画について、「桃園県の大園、蘆竹、観音、新屋などの郷鎮だけでなく、台湾北部、ひいては全台湾の発展を促進する」と説明。馬候補に対し、当選後に同計画推進への支持を希望した。

 馬候補は、「同計画は昨年11月の段階で、『台湾を愛する12項目の建設』に入れた」と支持する考えを改めて表明。「桃園国際空港は世界136の空港のランキングで86位で、(低い順位に)泣きたくなる。航空タウン内の遠雄物流園区は台湾最大ではあるが面積わずか5ヘクタールで、業績も良くない。両岸(中台)の交流が進まなければ意味がない」と強調した。