ニュース 電子 作成日:2015年3月20日_記事番号:T00055997
マイクロコントローラー(MCU)大手の松翰科技(ソニックス・テクノロジー)は、2月に同社初の近距離無線通信(NFC)チップを発表し、医療、スマートハウス市場へ進出したことに続き、モバイル決済サービスのさらなる普及を見込んで、商店、銀行のNFCカードリーダー用チップの研究開発(R&D)に着手した。20日付工商時報が報じた。
ソニックスはモノのインターネット(IoT)市場を好感し、2年間のR&Dを経て2月にNFCチップ「SNFC1012」を発表。データ発信が主な用途で、血圧計の測定データをNFC経由でモバイル端末に転送することなどを可能にする。3月からIoT関連顧客への営業を開始した。
ソニックスは、NFC対応スマートフォンによるモバイル決済が主流になったと指摘。競争力の高いNFCチップのR&Dを開始しており、同チップ事業の業績への貢献は今年下半期からはっきり表れると予想した。
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