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「直轄市増え過ぎ」、柯市長と蔡主席が主張


ニュース 政治 作成日:2015年3月23日_記事番号:T00056007

「直轄市増え過ぎ」、柯市長と蔡主席が主張

 昨年12月の桃園市誕生で、台湾では直轄市の数が6つとなったのは「増え過ぎ」だとして、柯文哲台北市長と野党民進党の蔡英文主席が相次いで見直しを主張した。23日付聯合報が伝えた。

 柯市長は直轄市について、台北市、台中市、高雄市の3市があれば十分との見方を示し、「6都(6直轄市)は政治や選挙上の動機によるものだ」とした上で、「台湾の未来のために行政区画見直しを慎重に考え、選挙がない時期に処理すべきだ」と主張した。

 蔡主席も国民党による直轄市格上げは政治的な動機によるもので、地域のバランスが取れた発展や都市と農村の格差解消について、総合的な考慮がなされていないとして、「民進党が政権を担当できれば見直したい」との考えを表明した。