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水再生センター6基計画、17年より供給開始へ


ニュース 公益 作成日:2015年3月23日_記事番号:T00056014

水再生センター6基計画、17年より供給開始へ

 行政院は、工業用水不足のリスクが高い台中市、台南市、高雄市で水再生の試験工場6基を建設する。投資額は151億6,000万台湾元(約580億円)。2020年には1日当たり28万トンの再生水を供給できる見通しだ。23日付工商時報が報じた。

 1基目は高雄市鳳山渓の汚水処理再生工場で、17年8月から高雄臨海工業区に2万5,000トンを供給する。2基目として、行政院は30日、台中港の工業専区に供給する台中福田水資源回収センターと提携意向書を締結する予定だ。

 31年には再生水の使用量が120万トンまで増える見通しだ。これは桃園市の1日当たり使用量と同規模で、台湾の水道水の使用量の1割に相当する。再生水が都市の小型ダムの役割を果たす。