ニュース 電子 作成日:2015年3月23日_記事番号:T00056021
スマートフォン大手ブランドの宏達国際電子(HTC)は20日、周永明(ピーター・チョウ)執行長が辞任し、王雪紅(シェール・ワン)董事長が執行長を兼任する人事を発表した。21日付工商時報などが報じた。
周氏は2006年から9年にわたり執行長を務めた。今後、ヘルスケア、バーチャルリアリティー、モノのインターネット(IoT)、クラウドコンピューティングに関する次世代製品の開発を担う「Future Development Lab」部門を主導する予定で、王董事長は「降格ではなく、別のステージへの昇格だ」と強調した。
なおHTCは21日、16日に世界に先駆けて台湾で発売すると発表しながら、ソフトウエアに関する問題で発売が遅れていた今年のスマホ旗艦機種「HTC One M9」32ギガバイト(GB)版の販売を台湾全土の専売店で開始した。27日からは通信キャリア大手5社のショップでも取り扱いを開始する。本体価格は2万1,900台湾元(約8万4,000円)。
同製品については製品の表面温度が高温に達する「オーバーヒート問題」が指摘されていたが、現時点で使用に支障が出るほどの影響は見られないようだ。
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