ニュース 電子 作成日:2015年3月23日_記事番号:T00056022
EMS(電子機器受託生産サービス)世界最大手、鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長がこのほど、週刊東洋経済の取材で、シャープに対し出資を伴う経営支援を提案する意向を示したことに関連して鴻海は20日、「出資は経営に関与できるかが鍵となる」、「技術移転を含め、将来的に多様な協力を展開したい」などとした声明を発表した。21日付工商時報が報じた。
鴻海はまた、液晶パネル工場、堺ディスプレイプロダクト(SDP、旧シャープ堺工場)が2012年に郭董事長の個人名義による出資を受けた後、鴻海およびその他顧客との提携によって13年に黒字転換、14年も継続して利益を計上したと強調した。
鴻海とシャープは12年3月に資本提携を結ぶと発表した際、交渉期限を今年3月までとしており、東洋経済によると、郭董事長は今月中にもシャープと同社の主力取引行に出資の意向を伝える見通しとされる。
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