ニュース 電子 作成日:2015年3月23日_記事番号:T00056024
23日付電子時報によると、サムスン電子が4月10日に世界で発売するスマートフォン新機種「ギャラクシーS6」に搭載されるプロセッサーは全て自社製の「Exynos(エクシノス)」となり、当初採用が予定されていたクアルコムの「スナップドラゴン810」は搭載されないとの観測が出ており、同プロセッサーを生産する台湾積体電路製造(TSMC)にも影響が及びそうだ。
サムスンは当初、S6にエクシノスとスナップドラゴン810の両方を採用する予定だったが、その後、スナップドラゴン810にオーバーヒート問題が発覚し、当面、エクシノスのみの搭載を決めた。業界ではオーバーヒート問題が解決されれば、スナップドラゴン810も搭載されるとの見方が出ていたが、現時点でサムスンは今後もエクシノスのみの体制を継続する方針のようだ。
これによりTSMCは20ナノメートル製造プロセス製品の受注減に見舞われる見通しとなるが、同社とクアルコムは今年下半期に発売が見込まれる「ギャラクシーノート5」向けの受注に意欲を示しているとされる。
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