ニュース 公益 作成日:2015年3月24日_記事番号:T00056037
経済部と国防部は23日、貯水量が著しく低下している石門ダム(桃園市)など5カ所のダムで、地上と空中から人工的に雨を降らせた。台湾北部では同日、自然に雨が降ったことが重なり、最も水不足が深刻な石門ダムの貯水量は供給量5日分に当たる約438万トン増加、貯水率は20%台を回復した。24日付工商時報などが報じた。
石門ダムで実施された人工降雨。今後も気象条件次第で実施していく(23日=中央社)
人工降雨を実施したのは石門ダムの他、▽宝二ダム(新竹県)▽永和山ダム(苗栗県)▽明徳ダム(同)▽鯉魚潭ダム(同)──で、石門ダムは2回、その他では1回行われた。
鄧振中・経済部長は同日の立法院の答弁で、今後も水不足が続けば、石門ダムの水供給地域の1日当たりの生産額133億台湾元(約510億円)が10~35%打撃を受けるとの試算を示した。
なお、石門ダムやその川下の三峡河ダムの供給地である桃園市、新北市(板新、林口地区)では、4月1日から給水制限を第3段階の隔日断水(5日給水2日断水)に引き上げる予定となっている。
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