ニュース 運輸 作成日:2015年3月24日_記事番号:T00056038
長栄集団(エバーグリーン・グループ)の謝志堅次席副総裁は23日、原油安や世界の景気回復を受けて今年は傘下の長栄航空(エバー航空)、長栄海運(エバーグリーン・マリン)とも好業績が見込めると語った。エバー航空は通年利益100億台湾元(約380億円)以上を目標にしており、長栄海運も2010年以来で初の100億元以上達成があり得ると証券会社はみている。24日付経済日報などが報じた。
謝次席副総裁(中)は、航空・海運事業の事業拡大に伴い、傘下の倉庫・運輸業者、長栄国際儲運も業績成長が見込めると語った(23日=中央社)
謝次席副総裁は、今年の原油価格は1バレル当たり55〜65米ドルで推移すると予想。エバー航空と長栄海運の搭乗率や貨物積載率が昨年の水準を維持すれば、コストを2割削減でき、収益に貢献すると語った。
張国煒エバー航空董事長は、同社は過去数年、原油価格の高騰で損益分岐点近辺を徘徊(はいかい)していたが、今年は胸をなで下ろせるはずと話した。エバー航空は6月からヒューストン線に就航する他、日本線を増便する予定で、張董事長は事業の発展を楽観視している。
長栄海運は昨年船舶17隻を新規導入しており、今年から業績への貢献が期待できる。
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