ニュース 電子 作成日:2015年3月24日_記事番号:T00056052
中国や新興国市場を含め、アップルの最新スマートフォン、iPhone6/6プラスの販売好調が続く中、台湾のIC設計業界ではアンドロイドOS(基本ソフト)搭載スマホ向けの受注が予想を下回っており、中国市場で第2四半期もiPhone人気が持続した場合、業績に影響が出るとの懸念が浮上している。24日付電子時報が報じた。
IC設計大手の聯発科技(メディアテック)は今回のiPhone人気により、第1四半期の同社売上高は前期比15%以上減少する見通しとなっている他、3月は中国携帯電話顧客からの受注が目に見えて上向いているものの、このままiPhoneの好調が持続すれば、第4世代移動通信規格(4G)対応スマホ向けチップの出荷成長の勢いが鈍化する可能性がある。
なおIC販売業者は、中国市場におけるiPhone人気は同国の消費者が大手ブランドの製品に出費を惜しまなくなっている状況を示すと指摘。中堅以下のブランドはシェアの低下および価格競争の激化に直面しており、今年は在庫補充程度の需要しか見込めないとの見通しを示した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722