ニュース 政治 作成日:2015年3月25日_記事番号:T00056062
馬英九総統は24日、23日に死去したシンガポールのリー・クアンユー(李光耀)元首相の弔問のため、専用機で同国を訪問した。馬総統が就任後に外交関係がない国を訪問したのは初めて。25日付聯合報が伝えた。
馬総統はリー元首相を「中台関係の改善に大きく貢献した偉大な人物」とたたえた(24日=中央社)
馬総統の訪問は日帰りで、現地では首相官邸を弔問のため訪れたほか、リー・シェンロン(李顕龍)首相とも会談した。
24日深夜に桃園国際空港に戻った馬総統は「シンガポール政府の親切な対応に感謝する。リー元首相の死去はシンガポールと台湾にとって損失だが、両国関係が引き続き安定的に発展していくことを願っている」と述べた。
馬総統はシンガポールを訪問した身分について、「どこを訪れる場合でも個人の身分ではない」と述べた。
シンガポールでは29日にリー元首相の国葬が行われるが、台湾とは外交関係がないため、シンガポール側が事前に馬総統の弔問を受け入れたとみられる。
一方、シンガポール政府はリー元首相の国葬に台湾から連戦元副総統、蕭万長前副総統、郝柏村元行政院長、蘇貞昌前民進党主席を招いたもようだ。
また、在任中にシンガポールを訪問した李登輝元総統は、国葬には参加しないと表明した。李元総統の事務所によると、死去の報に接し当初花輪を送る考えだったが、リー元首相の家族より遠慮するとの意向が外交部を通じて伝えられたため、代わりに弔電を送ったという。
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