ニュース 金融 作成日:2015年3月25日_記事番号:T00056067
金融監督管理委員会(金管会)はこのほど、台湾工業銀行(IBT)が商業銀行に転換することに同意した。25日付経済日報が伝えた。
台湾工銀は今後、商業銀行への転換後、子会社の短資会社の中華票券を合併するほか、ベンチャー投資子会社を設立する意向だ。台湾工銀は今年2月初め、商業銀行への転換計画を金管会に提出していた。
台湾工銀に先立ち、中華開発工業銀行(開発工銀)が万泰商業銀行(コスモスバンク、後に凱基商業銀行に社名変更)を合併し、商業銀行への転換を果たしている。
台湾の銀行制度上、工業銀行は専ら法人向け融資を行い、個人向けの融資や預金受け入れができない。台湾工銀が商業銀行に転換すれば、工業銀行は完全に消滅することになる。
台湾工銀は現在4店舗しか持たないが、商業銀行への転換で店舗数を増やす。また、商業銀行への転換後は上場資格を満たすことになる。
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