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南港タイヤ、新竹で生産能力増強【表】


ニュース その他製造 作成日:2015年3月25日_記事番号:T00056070

南港タイヤ、新竹で生産能力増強【表】

 タイヤ大手、南港輪胎(ナンカン・ラバー・タイヤ)は24日、年内に新竹県新豊工場で乗用車用タイヤの生産能力を増強すると表明した。現在の日産能力1万4,500本から1万6,000本に引き上げる。東南アジアでの工場建設も視野に入れる。25日付経済日報が報じた。

 新豊工場は、主に台湾と米国市場に供給している。昨年はフル稼働だったが、米国の中国製タイヤに対する貿易救済措置(アンチダンピング関税・補助金相殺関税)で、市場が供給不足となり価格が上昇する中、同社も生産能力増強を決めた。

 同社の中国・江蘇省蘇州市の張家港工場は、日産能力1万6,000〜1万8,000本で、主に中国と欧州市場に供給している。欧州は第2四半期に需要期に入るため、同社の出荷は好調が続きそうだ。