ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年3月25日_記事番号:T00056072
電動スクーターを手掛けるベンチャー企業、睿能創意(Gogoro台湾)は、1月に米国で開催された国際家電見本市、コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)で発表した第1弾製品「スマートスクーター」を、早ければ上半期にも台湾で発売する見通しだ。販売価格は排気量125ccのガソリン式スクーターとほぼ同じ、6万~8万台湾元(約23万~31万円)とみられる。25日付経済日報が報じた。
搭載バッテリーは充電式ではなく交換式で、交換時間はわずか6秒。ライダーは携帯電話にダウンロードした専用アプリで近くの交換ステーションに交換バッテリーを予約することができる。
交換ステーションの設置場所については、セブン-イレブン、台湾中油(CPC)のガソリンスタンドと既に提携が決まったとみられている。睿能創意に出資している潤泰集団(ルンテックス)の尹衍樑(サムエル・イン)総裁は、交換ステーションのコストは約20万元で、海外メーカーの100万米ドル以上と比べ、競争力があると自信を見せた。
今後の見通しについて尹総裁は、スマートフォンやクラウドコンピューティング、ビッグデータと連結した車種の投入を計画している。年内の発表が期待されている。また、将来的には電気自動車(EV)への参入も見据えている。
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