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昱晶が旭晶に出資か、4月稼働で首位目指す


ニュース その他製造 作成日:2008年2月20日_記事番号:T00005608

昱晶が旭晶に出資か、4月稼働で首位目指す

 
 昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)が、太陽電池用シリコンウエハー製造、旭晶光電(エバーソル)に出資し、米シリコンウエハー大手のMEMCと提携して、4月に量産を開始して同分野で台湾の業界1位を目指すという観測が出ている。20日付経済日報が報じた。

 旭晶光電の苗栗県銅鑼の工場の生産能力は、まず100メガワット(MW)から開始し、年末に200MW、来年には300MWまで引き上げるとされている。

 昱晶が旭晶光電に出資した場合、域内最大の太陽電池用シリコンウエハー製造メーカーとなる。昱晶は19日、このうわさを認めはしなかったが、上下流メーカーのリソースを積極的に統合するという考えを強調した。

 経済部への登記によると、旭晶光電の資本金は9億台湾元(約30億6,000万円)で、董事長には元MEMC、現在は世界最大の太陽電池製造設備メーカー、GTソーラーのアジア地区専属代理店の何継鎔氏の名がある。

 昱晶は一昨年、MEMCと原料供給契約を結んだ際、域内にシリコンウエハー工場の建設を求められていた。